HISTORY
HEICO SPORTIVは、1997年にボルボディーラーとレーシングマニュファクチャラーによって設立、ドイツのダームシュタッドに拠点を置き、その歴史をスタートしました。(現在はヴァイターシュタッドに移転)
ボルボディーラー・ヘディケは1989年、ドイツのヴァイターシュタッドにオープンしました。以来ドイツの全ボルボディーラーの中で最も高い販売実績を上げてきました。
そこでは顧客であるボルボオーナーの皆様との日常的な交流を通して、よりスポーティーなテイストや卓越したデザイン性、先進的な安全性等、ボルボオーナーの方々がワンランク上のボルボに望む具体的なニーズに触れる事ができました。その重要性はHEICO SPORTIVが発足した1997年当初から何ら変わる事なく、今日に至るまで脈々と受け継がれています。
1990年に設立されたHEICOモータースポーツは、創業当初から歴史的なモータースポーツに参戦を開始します。1991年よりBMWやポルシェなどの量産車をベースとしたレーシングカーの開発、サービス、サポート等を積極的に展開しました。
HEICOモータースポーツは、これらの経験をHEICO SPORTIVに取り入れました。こうした基盤のおかげで、HEICO SPORTIVの名はすぐにチューニングの分野とユーザーの間で知られることとなったのです。HEICO SPORTIVの強さは、モータースポーツに関する技術的知識とクオリティ、そしてレーシングドライバーとの豊富なコミュニケーションにありました。
1995年のニュルブルクリンク24時間耐久レースでは、ボルボ850ターボ グループAがデビュー。
このレースを通じてHEICO SPORTIVは、最初の3つの製品をモータースポーツからストリートへのフィードバックとして送り出す事に成功しました。
ニュルブルクリンクがHEICO SPORTIV開発チームの拠点となって以来、私たちはボルボの弛まない安全性への取り組み、北欧メーカーならではの環境への配慮、厳しい基準の品質管理、そして飽くなきドライビングプレジャーへのこだわりを、より一層深く知る事となったのです。そして私たちの顧客であるボルボオーナーの皆様との繋がりや日々積み重ねてきた技術面での向上が、同社と私たちとの間により高度な信頼感関係を築くこととなりました。
HEICO SPORTIVはドイツ陸運局(KBA)の認可はもとより、DIN,ISO9001,2000のスタンダード認証も取得しています。
更に全てのHEICO SPORTIV製品はドイツTUV規格に適合、ABE,EU評価基準の認証を得ており、ドイツチューナーズ連盟(VDAT)の会員となっています。
1989
ドイツのヴァイターシュタッドにボルボディーラー・ヘディケがオープン。
1995
HEICOモータースポーツがニュルブルクリンク24時間耐久レースに、2台の850ターボ グループAを投入(-1997)。高い競争力を発揮しました。
1996
モータースポーツからストリートへのフィードバックとして最初の3つの製品の販売を開始しました。
それぞれECUチューニング、スポーツブレーキシステム、ディファレンシャルロックです。
1998
HEICO SPORTIV初の内製ツーリングカー、S40グループAが完成。
この車両で、HEICO SPORTIVはボルボ公認モータースポーツパートナーの称号を与えられました。
1999
独自のショールームと工場をダームシュタッドに開設。
HEICO SPORTIV GmbH & Co. KGとして新たにスタート。
1999
日本初のHEICO SPORTIV正規代理店が誕生。
初代デモカーはHS4でした。
2000
VOLUTION®ホイールを発表。
その特徴的な造形は後にHEICOデザインを象徴する製品となりました。
2001
V40 T4 SPORT EDITIONを初の特別仕様限定車としてボルボ・カー・スイスにて販売。
2004
さらなる発展に対応すべく、ヴァイターシュタッドのディーラーに隣接した土地を購入。
工場とショールームを移転拡張しました。
2006
ボルボ・カー・コーポレーションからの委託開発コンセプトカー、HS3 ThorをラスベガスSEMAショーに出展。
2007
ボルボ・カー・コーポレーションからの委託開発コンセプトカー、HS8 HPCをラスベガスSEMAショーに出展。
2007
ボルボ・カー・コーポレーションからの委託開発コンセプトカー、HS3をラスベガスSEMAショーに出展。
2007
HS4 ODINでVLNニュルブルクリンク耐久シリーズに参戦。
バイオエタノールE85クラスで初優勝を飾りました。
2008
ボルボ・カー・ジャーマニーの公認チューニングメーカーに認定されました。(-2013)
2008
HEICO SPORTIV OWNERS CLUB JAPANが発足。
2008
HEICO SPORTIVのECUチューニングを施された29台のV70/XC70が英国とアイルランドの特殊警察車両として配備されました。
2009
ボルボ・カー・スイスの公認チューニングメーカーに認定されました。(-2013)
2009
HEICO SPORTIVのECUチューニングを施された特別仕様限定車、XC70 "Husky"をボルボ・カー・スイスにて販売。
2010
HEICO SPORTIVのECUチューニング、VOLUTION V 19インチを装着した特別仕様限定車、V70 T6 SPORT EDITIONをボルボ・カー・スイスにて販売。
2010
HS3でニュルブルクリンク24時間耐久レースに参戦。
バイオエタノールE85クラスで優勝を飾りました。
2010
社屋を増築、オフィスを2階へ移動しショールームを拡張。
また、工場も拡張、ダイナモメーターやモータースポーツ活動のための設備を導入しました。
エントランス部分の意匠も変更しました。
2010
ボルボ・カー・ジャーマニーの依頼によりS60 T6のHEICO SPORTIV仕様車を100台製作しました。
2010
ECUチューニングの新システム、e.motion®("efficiency in motion")を発表。
2010
ボルボ・カー・ジャーマニーの依頼によりV70 T6のHEICO SPORTIV仕様車を100台製作しました。
2011
ボルボ・カー・コーポレーションとの協力により、HS6をジュネーブモーターショーに出展。
2011
ボルボ・カー・コーポレーションとの協力により、HS6をフランクフルトモーターショーに出展。
2012
ボルボ・カー・コーポレーションとの協力により、HS6をジュネーブモーターショーに出展。
2012
ボルボ・カー・オーストラリアの依頼によりS60 T6のHEICO SPORTIV仕様車を製作しました。
2012
ボルボ・カー・スイスの依頼により、HEICO SPORTIVのECUチューニング施した特別仕様限定車"Husky Edition"を製作しました。
2013
ボルボ・カー・コーポレーションとの協力により、HS4をジュネーブモーターショーに出展。
2013
特別仕様車V40 PIRELLI EDITIONを発表。
2013
V40 HPCを発表。直列5気筒エンジン搭載のV40CCベースのコンセプトカーです。四輪駆動で最高出力は350psを誇ります。
2013
HEICO SPORTIV仕様の限定車、V40 SPORT200をボルボ・カー・スイスにて販売。
2013
兵庫県姫路市に日本初のプレミアムパートナー、HEICO SPORTIV PREMIUM PARTNER KANSAIがオープン。
2015
新世代2.0L Drive-Eエンジン向けに、当時世界初のパフォーマンスアップグレードシステムを発表。
2015
全く新たなラグジュアリーSUVのローンチと同時にHEICO SPORTIVは専用パーツを発表。
2016
HEICO SPORTIV JAPAN、特別仕様車HS6 RSを発表。
2016
創業20周年に向け、HEICO SPORTIVはボルボのエンジン音を特徴づける独自の特許技術、セレクテッドサウンドシステム®を発表。
※日本未発売
2017
HEICO SPORTIV JAPAN、装い新たに千葉県野田市にオープン。
2019
愛知県清須市に、HEICO SPORTIV PREMIUM PARTNER TOKAIがオープン。